2016年11月24日

カクヨムに投稿を始めました

 というわけです。
 すげぇ大昔に小説をほんの少し投稿していたことがありまして、その時のことを少し思い出しながら書いていました。
 現在第4話が投稿されています。1日ごとに1話ずつ投稿され、最後のエンディングは一気に排出するようにしています。そんな細かい設定に意味があるのかは不明ですが。

 Second Chance

 作品としては、ダブルクロスで過去に使用したPCたちのセッション以前の物語を描いた短編となります。勢いだけで書いた割には綺麗にオチがついたと自画自賛しています。あくまで「割りに」のレベルですが。
 CoCから入ったプレイヤーである私としては、キャラクタークリエイトの時点で一定のライフパス、つまりキャラクターのバックボーンの創造を要求されるDX3のシステムがまず驚きでしたし、その方がキャラに深みが出ていいなぁと思っていました。
 一方で、CoCほどPCの継続が簡単ではないという現実もありまして。CoCは成長と言ってもたかが知れていますし、成長にはデメリットも伴うので余程極端なことがなければどこかで死ぬのですが、DX3では結構成長しきった最強キャラを作れてしまうんですよね。そのことによるゲームバランスへの配慮(経験点130点を想定しているシナリオに200点のキャラをぶっこむのは流石にまずいでしょう)と、ハンドアウトの制約があって別の卓にキャラが登場することが思いの外難しい印象があります。案外私が知らないだけで、ほいほい継続で出している人もいるのかもしれませんが。
 そういうわけで、結構作り込んだのにこのまま箪笥の肥やしになるという惜しいPCが増えていってしまったので、少しでも小説に登場させて供養しようかなというのも動機の1つです。

 あんまり小説の部分に書くと興ざめかなぁと思って書かなかった、登場するPCたちについてもう少し書いておこうかと思います。結局書くんかいというのはさておいて。

 “セカンドチャンス”牧原双二
 上級ルールブックのサンプルシナリオMemorial blossomのPC1として登場したキャラです。体の95%が機械で出来ているという、Dロイス<機械化兵>の所有者でしたが、同じ卓にコンピュータープログラムと鳩のレネゲイドビーイングがいたために、全然奇抜な設定には見えなくなってしまいました。特にプログラム、ちょっとキャラ被ってるやないかい……。
 初のPC1ということで自分なりに気合の入った造形であることがキャラシの端々から伝わってきます。セッション中は機械の体である利点と苦悩をきちんと出せたと思いますが、今回の作品では利点ばっか注目されています。勢いで書いたので、苦悩を描写する余裕がなかったんです。

 “ジュークボックス”咲口十九朗
 キャンペーンDEEP FRONTのPC3として登場しました。ノイマン/ハヌマーンの支援型。私の支部長街道の2番走者です。支部長をやることが多いんですよね。このころは支援型も多かったと思います。支援型、しかもノイマンのそれのRPは難しいので、今作の演出は満足しています。
 こちらは初のキャンペーンで使用したキャラですが、結果的に細かい設定が決まっていった感のある人です。3回もセッションをやるとそうなりますよね。実はUGNの実験の末に生まれたのだとか、同じ境遇の19人の兄弟姉妹がいるのだとか、十九朗ってつまり19番目の子供って意味なのだとか、いろいろと細かい設定もあるのですが、それの出し方に困ってます。もう彼メインのキャンペーンを作るっきゃないですね。
 この設定の唯一いいところは、今後キャラクタークリエイトの際に咲口+数字関連の名前にしておけばいつでも彼と絡ませられるということです。
 今作の最後に描写されていたあれこれは、私が実際にセッションの最終回で無理やりぶっこんだ設定が元になっています。想像より好評をいただいたようなのでよかったのですが、あまりいい例ではなかったなとも思います。どうしてもセッションを「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わらそうとする癖があります。

 “トランスミッション”
 この子に関しては勢いだけで書かれた作品の、さらに勢いだけで誕生したキャラクターなので、特に何も言うことはないです。ただ、見出しに使った「テンションのダートロード」という表現は気に入っています。
 勢いだけのキャラなので、当然シンドロームすら決まっていません。名前が決まっていないのは、UGNチルドレンは独立までコードネーム以外の名前がないらしいというサンプルシナリオ由来の設定で逃げました。メイン2名が男なので、1人は女性が欲しいなという思惑と、<運転>メインのPCって面白そうだよなという思いつきがそのまま出力された感じです。
 トランスミッションというのは自動車のパーツのうち、歯車を組み合わせて運動エネルギーの方向を変えるギアボックスのような部分を指すらしいので、歯車がかっちりはまった時の彼女の強さを結果的にはうまく表せたんじゃないかなと思います。はい、作品完成までトランスミッションの意味も分かっていませんでした。
 勢いだけといえば、敵として出したFHエージェントや、“ヘイトフル”も勢いオンリーの造形でした。造形っていうか、“ヘイトフル”は黒焦げの状態での登場でしたが。同じコードネームのPCを使ったことのある人がいたらどうするんだよと思います。それは前掲の3人にも当てはまることですが。同じ支部に来た人がコードネーム被りとか絶対妙な空気になりますからね。うわっお前も“ヘイトフル”なのかよみたいな。

 今後、どのような作品を投稿するのか、そもそもこの後に作品が続くのかも含めて不明で未定です。一応、ミステリめいた作品は書いているのですが、この調子だと果たして完成するのか……。
 あまり期待せずに、楽しみに待っていただけたら。
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2016年11月20日

【読書狂の冒険#042】時雨沢恵一『キノの旅 -the Beautiful World-』アスキーメディアワークス

 今回はキノの旅。とは言っても読んだのがもうオリンピック2回分くらい昔なので、それぞれのエピソードなんて覚えているはずもなく……。
 本作は主人公キノと喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)であるエルメスの旅を主に描いた作品である。他にも登場人物がいて、彼らの視点に移ることもあるがそれは割愛。
 本作で不思議な点は、ライトノベルの中で受けそうな要素が余りにもないにもかかわらずヒットしている点である。確かに主人公のキノは能力的には作中最強キャラではあるし、パースエイダー(銃)やモトラドの設定なんかは中高生男子の趣味ど真ん中といったところかもしれないが、その程度である。別に自分を代入しやすそうな没個性主人公がヒロインとキャッキャウフフするわけでもなく、ど派手な異能力バトルが始まるわけでもない。一体何がこの作品をヒットさせたのだろうか。
 Wikipediaをみると、風刺作品的な一面があるという記述が見つかる。私が読んでいた時の印象は、確かにそういった雰囲気はあるものの別に風刺が効いているとか、特段現代社会における何かの問題が念頭に置かれているといった気はしなかった。まあ、中学生の頃の私の読解ではあるから、今読んだらもう少し違う感想を持つのかもしれないが。しかし、当時すでに犯罪心理学に手を伸ばしつつあった、つまり客観的にみても平均的な中学生よりは社会の問題に詳しいと考えられる私でこうなのだから、失礼な話この作品を読んだ中高生の大多数が本作に風刺的な意味合いを読み取れるとは思えない。いやマジで。

 しかし思い当たる節がないわけではない。それは、本シリーズの刊行が2000年に始まっているということだ。このころはゼロ年代と呼ばれる時代であり、セカイ系と呼ばれる作品の最興隆期であったはずだ。たぶん。
 無論『キノの旅』はセカイ系とは似ても似つかないジャンルの作品ではあるのだが、読み手の解釈に大いに委ねられる作品であることは共通しているだろう。少なくとも一般のラノベよりはだいぶ共通している。そして、私は全然心当たりないのだが、ある人曰く昔のオタクというのは読み巧者だったらしい。その昔がゼロ年代を指すのかは不明だが、少なくとも今よりは解釈に余念がない年代であったのではないかということは想像できる。
 読んだことがないから何とも言えないのだが、『ブギーポップは笑わない』とかも同じような文脈で流行ったのではないかと予想している。これは本当にタイトルだけの想像だが、当時は解釈が幅を利かせやすい作品が流行りやすい下地があったのかもしれない。
 いったい何が原因で、そのような時代から書いてあることを満足に読み取ることもままならないオタクの時代になってしまったのかは不明である。案外、元々そういう人々が主体だったのであり、Twitterのようなツールによって可視化されやすくなっただけなのではないかと踏んではいるのだが。

 それはともかくとして、今現在のラノベ業界はこういった解釈に委ねられるような作品が芽を出せる状況にあるのだろうか。設定すらテンプレ化した作品たちに囲まれた読者たちは、このような作品と衝突した時にどのような反応を見せるのだろうか。
 どうだろう。案外、今もこんな感じの作品は一定数あるのかもしれないが。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書狂の冒険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

ポケモン・ジェネレーションギャップ?『ポケットモンスターホワイト』レビュー

 今回はポケモンホワイト。所謂第5世代のポケモンだが、私は今までやったことがなかった。1年前の『ポケモンY』以来久々のポケモン体験は、やはり驚きに満ちていた。

 新ポケモンばっか!
 まず驚いたのが、クリアまでに登場するポケモンおよそ150体の全てが新ポケモンであるということだ。今までのポケモンって、大抵洞窟にはズバットやイシツブテが出てくるし、釣りをすればコイキングだし、岩山の草むらを歩けばワンリキー、時々ピカチュウだったはずだ。今回は一切出ない。洞窟にはコロモリやガントルだし、釣りはそもそもクリア後でないと出来ないし、岩山の草むらにはナゲキである。
 旧ポケモンは一応、クリア後に行けるようになるエリアにいるのだが、やたらレベルが高い。クリア後のこちらのポケモンの平均レベルは50前後なのだが、トレーナーのポケモンは平気で65とかだったりする。野生もこんな感じなので捕まえるのも一苦労である。第一、クリア後では捕まえても出番がない。
 そういうわけで、生まれてはじめて「新ポケモンのみでパーティー構築」という縛りプレイめいた事態になったわけだ。ちなみにこれで第1世代以外すべての世代でプレイしたことになるので、新橋九段の歴代レギュラーポケモンは

 クリスタル:オーダイル・スイクン・ゴローン・マルマイン(以外覚えていない上にうろ覚え)
 ルビー:ラグラージ・マッスグマ・バグオング・マグカルコ・クチート・グラ―ドン
 パール:エンペルト・ゲンガー・ロズレイド・カバルドン・レントラー・ムクホーク
 ホワイト:ダイゲンキ・デンチュラ・テッシード・シャンデラ・ワルビアル・ココロモリ
 Y:ゲッコウガ・カメックス・ライチュウ・アママルガ・オノノクス・ファイアロー

 という感じになった。ホワイトでのポケモン選定での感想としては、ダイゲンキのラッコ要素どこ行ったとか、最後に土壇場で入れたデンチュラが滅茶苦茶活躍したわりに最終決戦ではゼクロムに取って代わられて後悔したとか、テッシード意外とオーソドックスな草の技覚えないなとか、カバルドン育てたことあるしキャラ被ってるワルビアル外そうと思ってたけど結局最後まで残ったなとか、やっぱシャンデラ強いなといったあたりである。旅の途中ではムンナ・マメパト・ドッコラー・バオップ・ハーデリア・チョロネコあたりが活躍してくれた。
 しかしこうしてみるとノーマル2体、水弱点2体の構成であるルビーのレギュラーの酷さが目に余る。恐らくクリスタルの方が酷かったと思うが。そして割とオーソドックスなタイプであるはずの草が30体中2体しかいなかったり、その割にじめんタイプは結構食い込んでいたりと面白い傾向がある。
 今後サン・ムーンもプレイするつもりであるが、最初のポケモンは例によって水タイプと決めている。

 システムにも驚き
 やはりホワイトのプレイ中に驚いたのが、システム面の変化である。まずジムバッチとひでん技が対応していない。つまりバッチ獲得→ひでん発動という流れがなくなっていたのだ。
 またきのみを育てるくだりもばっさりカット。あれで手に入る、特に状態異常回復やPP回復のきのみ結構便利だったんだけど……。
 展開面での驚きは、ライバルに相当するキャラが結構大勢いたことがまず挙げられるだろう。まさか御三家両方と戦うことになるとは思わなかったが、図鑑埋めにはいいかもしれない。また最後の、殿堂入りして終わりという展開が崩れたのも驚きだった。ゲーチスは強すぎる。

 まあでも、一番驚いたのは私が新ポケモンの名前を一向に覚えられなくなっているということだったが。アルビアルなんて最近までワルアビルだと思ってたし、ハハコモリとココロモリはややこしいし、この記事を書くときに何度確認したかわからない。
 すでにポケモンは700体近くに膨れ上がっている。こうしてみると子供たちの新規参入も大人たちの継続も結構大変な状況になっているかもしれない。そんな中、第1世代ポケモンを一気に復習できるポケモンGOの登場は丁度いいと言わざるを得ないだろう。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする