2016年01月08日

ジビエ料理をどうぞ『ハントクック』

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 カラスを食べる?
 私はつい最近ようやくコンビニが出来たレベルの山奥の出身なので、猪やアユには親しみがありますが、雉やウサギ、カラスなんかは食べたことがないですねそういえば。
 今回は遊びながらジビエについて知ることが出来るスマホゲーム『ハントクック』の紹介です。
 このゲームはジビエ料理専門店を経営しながら山で様々な獲物を狩り、レストランを大きくしていくのが目的です。
 最初は雉やウサギといったポピュラーな動物を調理していきますが、レベルが上がるにつれて猪や鹿といった大型動物や、ニジマスやヤマシギのような貴重な動物をハント出来るようにもなります。
 本作の魅力は、ディープで細かいジビエトリビアの数々。動物の解体時には店長(犬)が的確なアドバイスをくれますし、狩りのとき時々出会う「カタギさん」(どう見てもヤクザ)はクイズと称してジビエの豆知識を教えてくれます。
 ゲームとしてはシンプルなレストラン経営ゲームといった感じで、獲物を捕まえる際に簡単なミニゲームはあるものの別にこれをプレイしなくても肉は手に入り、そんなに難しくもないのであまりアクション性は求められません。

 時間はかかる
 鍋物やグリル料理に手間暇がかかるところまで再現済みなのか、料理にはとにかく時間がかかる場合が多いです。1時間前後の料理が多いのですが、ストーリーを進めるごとにより時間のかかる料理を作ることを求められますし、牡丹鍋にいたっては驚愕の9時間です。
 一応、鹿のメインオーダーをクリアすると調理時間を短縮するアイテムを購入できるようになるのですが、後述の理由でこの恩恵を受けることはまずないでしょう。
 ハントの際も、自然相手の勝負の難しさを完全再現し、獲物に出会う確率がかなり低いです。一番最初の雉ですら6割程度で、ヤマシギまで行くと4割前半になります。つまりハントに出かけてもその程度の確率でしか肉を手に入れることが出来ないわけです。
 しかもハントに出かけるためにはハントポイントが1つ必要なのですが、これが1時間に1つしか回復しないうえに上限が3つで、この上限は最初から固定で増やすこともできないという代物なので厄介です。3回連続で出かけて1回も獲物に出会えないこともよくあります。
 獲物と出会う確率や1回のハントで入手できる肉の量はハントアイテムをアップグレードすると上昇するのですが、これに必要なコインの数は結構馬鹿にならず、しかも新しいレシピやハントアイテムの購入と並行して行わなければならないためそう簡単にはアップグレードできません。調理時間の短縮なんて夢のまた夢。
 その他、ストーリーを進めるために必要なレシピが確率で出現する「カタギさん」からしか入手できない場合もあったりと、ちょっと遊ぼうと軽く見ると、結構時間を取られるゲームでもあります。

 つい最近アップデート!
 そんな『ハントクック』ですが、木曜日にアップデートを果たし、スッポンと熊が獲物に追加されました。またハントの遭遇率の上昇など難易度を下げる調整がなされたようで、私がプレイした時よりも遊びやすくなっているのではないでしょうか。
 個人的には猫や犬といったもっと親しみのない動物をハント出来るようになるといいと思うのですが、難しいでしょうね。店長犬だし。
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2015年12月25日

『Monument Valley』レビュー

 私のような極貧ゲーマーにとって、如何に質のいいゲームが安くプレーできるかがQOLに深刻に関わってくるのです。そこをいくと本作はアップルデザイン賞を2014年に受賞したハイセンスなパズルゲームであり、iOS版なら現在無料配信中という有難い状態でもあります。
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 本作は錯視を利用した複雑怪奇な幾何学模様の中を、直感的な動作で動くギミックを駆使しながら進んでいくものです。試行錯誤がクリアの鍵で、あっちにいったりこっちに行ったり、あれを引っ張ったりこれを回したりといじくりまわしながらゴールへ到達した時の達成感もいいものです。
 直感的な動作とはいったものの、やることは限られており、パズルゲームにありがちな、何をやっていいかさっぱりわからないという状態に陥るような難易度でもないのでストレスフリーに遊ぶことが出来ます。個人的なおすすめはステージ8。箱を開けると広がっていく世界は圧巻です。
 一応静止画も張り付けましたが、こういうゲームはやはり自分で動かしてみるのが一番でしょう。
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2015年12月23日

『Digital:A Love Story』レビュー

 クリスマスに予定のない童貞野郎の皆さんこんにちは、同じ穴の狢です。
 今回取り上げるのはそんな寂しい夜にピッタリなフリーゲーム『Digital:A Love Story』です。プレイにかかる時間は全部で2時間ちょっとの、手軽なノベルゲームという感じですね。
 ダウンロードはこちらで。海外の方が制作されており、元は英語ですが日本語訳してくださった方がいるので、英語がダメでも問題ありません。
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 1988年よりちょっと未来
 本作の舞台は今よりも少し昔のインターネット。まだBBSというものが主流だったころです。僕がインターネットに触れるようになったころには既にBBSなんてほとんどすたれており、現在の形式が主流だったのであんまり詳しくないんですが、昔はだいたいこんな感じだったのかなと思いながらプレイすることに。
 主人公であるあなたはパソコンを購入し、BBSに接続します。そこで出会った詩人の女性エミリアと親しくなりますが、突然その掲示板がクラッシュしてしまいます。別の掲示板で管理人からエミリアが残したと思しきデータを渡され、さらにアングラサイトで見つかった謎のデータにも彼女の名前があり、謎は深まる一方です。
 彼女の正体を探るため、掲示板破壊の犯人を突き止めるため。主人公は時にパスワードを辞書攻撃で破り、時に電話料金を誤魔化して長距離に接続したり、他のBBSの住民の助けを借りながらインターネットの深層に潜っていくことになります。
 別にホラーってわけではありませんが、BBSにエラーコードが羅列されたり、パソコンの画面を模したゲーム画面がウイルスに感染したりするので、PCの無機質なデザインに不気味さを感じる人はぞくっと来るものもあります。

 パソコンの知識は一切不要
 少し昔のインターネットを舞台としているので、コンパイラだのなんだのと専門用語も飛び交いますが、クリアには基本的にパソコンの知識はいりません。
 ちょっと難しいかなと思うところは、初めて長距離通話用のダイアルに接続するところでしょうか。でも順番に数字を入れるだけですし、あらかじめノートパッドをもらっておけばパスワードなどと一緒に参照することが出来るので面倒もありません。
 あとは、パソコンの再起動(つまりゲームを一回閉じてもう一度始める)を求められたり、セキュリティーホールを突いたりするときがありますが、基本的に書いてある情報の通りに行うだけです。
 ゲームの進行も、とりあえず手当たり次第に返信すればレスポンスが返ってくるシンプルなものです。というか、逐一返信しなければゲームの進行に必要な返信をし損ねる場合もあるのでそっちの方がいいでしょう。マルチエンディングというわけでもなさそうですし。

 そんなわけでこのゲーム、エンディングはなかなかベタですが感動的ですし、最終的に結構大事にもなるのでそれなりに満足感も得られてクリスマスの寂しい夜にはおすすめでしょう。
 さあ、ダイアルアップだ!
 ピーピーピーピィィィィィィーーゴォォォォォォ……。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする