2016年11月16日

ポケモン・ジェネレーションギャップ?『ポケットモンスターホワイト』レビュー

 今回はポケモンホワイト。所謂第5世代のポケモンだが、私は今までやったことがなかった。1年前の『ポケモンY』以来久々のポケモン体験は、やはり驚きに満ちていた。

 新ポケモンばっか!
 まず驚いたのが、クリアまでに登場するポケモンおよそ150体の全てが新ポケモンであるということだ。今までのポケモンって、大抵洞窟にはズバットやイシツブテが出てくるし、釣りをすればコイキングだし、岩山の草むらを歩けばワンリキー、時々ピカチュウだったはずだ。今回は一切出ない。洞窟にはコロモリやガントルだし、釣りはそもそもクリア後でないと出来ないし、岩山の草むらにはナゲキである。
 旧ポケモンは一応、クリア後に行けるようになるエリアにいるのだが、やたらレベルが高い。クリア後のこちらのポケモンの平均レベルは50前後なのだが、トレーナーのポケモンは平気で65とかだったりする。野生もこんな感じなので捕まえるのも一苦労である。第一、クリア後では捕まえても出番がない。
 そういうわけで、生まれてはじめて「新ポケモンのみでパーティー構築」という縛りプレイめいた事態になったわけだ。ちなみにこれで第1世代以外すべての世代でプレイしたことになるので、新橋九段の歴代レギュラーポケモンは

 クリスタル:オーダイル・スイクン・ゴローン・マルマイン(以外覚えていない上にうろ覚え)
 ルビー:ラグラージ・マッスグマ・バグオング・マグカルコ・クチート・グラ―ドン
 パール:エンペルト・ゲンガー・ロズレイド・カバルドン・レントラー・ムクホーク
 ホワイト:ダイゲンキ・デンチュラ・テッシード・シャンデラ・ワルビアル・ココロモリ
 Y:ゲッコウガ・カメックス・ライチュウ・アママルガ・オノノクス・ファイアロー

 という感じになった。ホワイトでのポケモン選定での感想としては、ダイゲンキのラッコ要素どこ行ったとか、最後に土壇場で入れたデンチュラが滅茶苦茶活躍したわりに最終決戦ではゼクロムに取って代わられて後悔したとか、テッシード意外とオーソドックスな草の技覚えないなとか、カバルドン育てたことあるしキャラ被ってるワルビアル外そうと思ってたけど結局最後まで残ったなとか、やっぱシャンデラ強いなといったあたりである。旅の途中ではムンナ・マメパト・ドッコラー・バオップ・ハーデリア・チョロネコあたりが活躍してくれた。
 しかしこうしてみるとノーマル2体、水弱点2体の構成であるルビーのレギュラーの酷さが目に余る。恐らくクリスタルの方が酷かったと思うが。そして割とオーソドックスなタイプであるはずの草が30体中2体しかいなかったり、その割にじめんタイプは結構食い込んでいたりと面白い傾向がある。
 今後サン・ムーンもプレイするつもりであるが、最初のポケモンは例によって水タイプと決めている。

 システムにも驚き
 やはりホワイトのプレイ中に驚いたのが、システム面の変化である。まずジムバッチとひでん技が対応していない。つまりバッチ獲得→ひでん発動という流れがなくなっていたのだ。
 またきのみを育てるくだりもばっさりカット。あれで手に入る、特に状態異常回復やPP回復のきのみ結構便利だったんだけど……。
 展開面での驚きは、ライバルに相当するキャラが結構大勢いたことがまず挙げられるだろう。まさか御三家両方と戦うことになるとは思わなかったが、図鑑埋めにはいいかもしれない。また最後の、殿堂入りして終わりという展開が崩れたのも驚きだった。ゲーチスは強すぎる。

 まあでも、一番驚いたのは私が新ポケモンの名前を一向に覚えられなくなっているということだったが。アルビアルなんて最近までワルアビルだと思ってたし、ハハコモリとココロモリはややこしいし、この記事を書くときに何度確認したかわからない。
 すでにポケモンは700体近くに膨れ上がっている。こうしてみると子供たちの新規参入も大人たちの継続も結構大変な状況になっているかもしれない。そんな中、第1世代ポケモンを一気に復習できるポケモンGOの登場は丁度いいと言わざるを得ないだろう。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月15日

広い……『Fallout: New Vegas』レビュー

 果たして私がわざわざレビューする必要があるのはさっぱり不明だが、折角やったのでレビューしよう。というわけで『Fallout: New Vegas』レビュー。

 広い……
 まず、記事のタイトルにあるように広い。物語の舞台であるモハビ・ウェイストランドはあまりにも広大な土地だ。所謂オープンワールドのゲームをやったのは初めてだったので、度肝を抜かれた。
 単に面積が広いというだけに飽き足らず、そこで展開されるストーリーも多い。サブクエスト全部やるのはあきらめた。落ちてるテキストの量も多い。NPCのセリフを合わせたらとんでもないことになりそうで、製作スタッフの労力はもう想像したくないレベルであると言っていい。
 その分、ストーリーでは明示的に語られない、世界の設定というか背景も豊富で、こういうのが大好きな私にはたまらなかった。特にお気に入りはサンセットサルサパリラの誕生秘話。スターキャップキャンペーンの背景やそれが歪んでモハビに伝わっている様がいい味を出している。ああ、確かに不眠不休の番人だよ。
 そこに住む人々の生活模様もまた楽しい。NCRにもリージョンにもそれぞれ物語がある。ノバックのある人物の金庫から人身売買の証拠がコロッと出てきてしまった時の衝撃たるや、である。そういう世界だから仕方がないと言えばそれまでだが。
 核戦争のためにつくられたシェルターVaultも見どころである。ここでは非人道的な実験が数多く行われていたという設定があり、閉鎖空間ゆえの狂気も相まって独特の雰囲気を醸し出している。大量の武器を保有するVault34も大概頭がおかしいが、一番はやはりVault11であろう。これは是非自分でプレイして、この不気味さを味わってほしい。こういうの、大好きだ。

 戦闘も大丈夫
 本作はFPS/TPSを中心としたアクションもあるが、慣れてなくても大丈夫である。V.A.T.S.システムという戦闘補助システムがプレイヤーを助けてくれる。コンパニオンも滅茶苦茶強い(少なくとも不死であるノーマルモードでは)ので(特にブーンさん)、最悪棒立ちしていても勝てる。逆に言えば、勢い込んでフィーンドの賞金首に戦いを挑んだところ味方が撃ちまくって30秒経たずに決着という拍子抜けした事態にもなりかねないが。
 敵も種類が豊富だ。最初の頃は重火器で武装したレイダーたちが厄介だが、途中からは昆虫の大群の方が恐ろしくなってくる。キモイし。

 マルチエンディングだけど……
 本作の難点を、大量のバグ以外に挙げるとすれば、マルチエンディングだけどやることがあまり変わらないという点がある。私はリージョンエンド以外をクリアしたが、やっていることはほぼ一緒だった。恐らくリージョンエンドでは違うと思うが、もう3つエンドを見たあとだと気力が残っていないというのが正直なところだ。それでもハードコアでのクリアを試みてはいるが。

 しかし全体としてはかなり面白かったし、大満足といったところだ。この調子でFallout3もやってみようと画策しているのだが、漏れ聞いた話だと本作よりもちょっと難しいらしい。私にクリアできるだろうか。多分大丈夫だとは思うが。
posted by 新橋九段 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月12日

簡単操作でヴィランを蹴散らす『バットマン:アーカムビギンズ』

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 待望のバットマン
 バットマンがついにスマホにやってきた!(注:2013年配信です)
 『バットマン:アーカムナイト』の実況動画を見て、映画も見てすっかりバットマンにはまってしまった私にとって、スマホゲームでもバットマンに触れることが出来るのは本当にうれしいことでした。
 まず何と言っても映像が綺麗。スマホってこんなポテンシャルがあったのかと改めて思わせられます。この画質のゲームが基本無料なのだから、うれしいやらゲーム業界の今後が気になるやら。
 そして操作は超簡単。敵が攻撃して来たらガードボタンを押して防ぐ、それが終わったら画面をタップして殴る、そして時々特殊攻撃ボタンを押すだけの捜査で、格闘ゲームに不慣れな私でも全てのステージをクリアすることが出来るほどです。逆に格ゲー慣れしたプレイヤーには物足りないでしょう。
 スーパーマンと戦った際のスーツや、未来世界で着用したものなど、バットマンのスキンも豊富にあるので、コアなファンにも嬉しい仕様です。

 こいつ弱くないか……
 難点があるとすれば、まずレベルアップ制の弊害があげられるでしょう。レベルさえ上げれば難しいステージもクリアできるので不慣れなプレイヤーにとってはありがたいのですが、一方でどれだけ技術があってもレベルが低ければ絶対にクリア不能という事態もまねています。
 バットマンは敵の攻撃を回避することが出来ず、ガード時にも多少ダメージを喰らうのですが、レベルが低いとガードしていてもHPがゴリゴリ削られあっという間に負けます。
 また、敵の行動もシンプルな分難易度を上げる方法も限られるのか、上級ステージになるととにかくガードが固くなります。敵が攻撃直後のコンマ数秒でもう防御態勢に入っているためにこちらは碌に攻撃できないということも多々あり、これはイライラさせられます。
 バットマンの戦闘スタイルは2種類あるのですが、このうち攻撃重視のアサルトスタンスの使い勝手の悪さも目立ちます。アサルトスタンスはバットマンが受けるダメージが大きく、前述のようにガードしてもダメージをそれなりに受ける仕様上レベルが低かったり上級ステージであったりすると特殊攻撃のケージが溜まる前に死ぬ場合もあります。
 アサルトスタンスの特殊攻撃も厄介で、そのほとんどが「蹴り攻撃直後の間合いが開いたときに放つと敵に届かない」という悲しい仕様です。特殊攻撃「ダークナイト」はカメラがバットマンの主観に移動し敵を蛸殴りにする爽快感抜群の必殺技ですが、届いていないと棒立ちの敵にバットマンが腕をジタバタさせる間抜けな構図になります。移動操作はないのでバットマンが敵に近づくのを待って攻撃に入りましょう。
 これらの結果防御重視のガードスタンスでちまちま攻撃を重ねることになります。レベルが高ければ一方的にボコれるのですが。

 アーカムはいったいどうなるのか
 これが本当にスマホゲームかと思うようなOPムービーを見直して気が付いたことがあります。
 本作に登場するヴィランはベイン、デスストローク、デットショット、エレクトロキューショナー、カッパーヘッドの5名なのですが、ムービーには黒幕と思しきブラックマスクの他にファイアフライの姿があります。またムービーの最後に現れるヴィランの一覧には2人分の空きがあり、追加できるような余地も感じさせます。
 ただし、ここまで思わせぶりなムービーがありながら肝心のゲーム本編にはストーリーらしきものがほとんどなく、第4エリアのボス戦を終えた後全く進展がありません。配信が2年以上前であることを考えると新たな展開は望めないのでしょうか。
 本作にはPS3などで発売された同名のゲームがあるので、ストーリーなどの重要な部分はそっちで見るべきなのかもしれません。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする