2015年09月27日

CoCシナリオフックアーカイブ

 今までに投稿したシナリオフックの一覧です。カテゴリだと案外一覧で見られないのでシナリオフック中に登場した雑誌や新聞を基準に纏めま、さらに時系列順や投稿者別にしました。★は記事のタイトルになっているものです。全てクリックするとその記事飛びます。
 長くなりすぎたら記事を分割する予定。
 こういうのって明らかにバイオハザードシリーズやSIRENの収集アイテム要素に影響を受けてる気がする。完全に自己満足の賜物。超楽しい。

赤崎日報
 08年6月3日 不滅の偉人展、赤崎大学附属博物館へ
 09年12月26日 ★姦淫聖書 大学図書館で発見される
 12年5月13日 古鳥寺のミイラ 盗難にあう
 15年3月13日 ★治験募集のお知らせ
 15年4月9日 公園の花壇、また何者かに荒らされる
 13年12月20日 死体入りの箱また見つかる 今月3人目
 15年5月16日 治験で7名意識不明
        赤崎大学で飛び降り自殺

 15年7月22日 ★赤崎大病院で謎の変死 既に4件目
 15年8月8日 ★毒薬コーラ誤飲相次ぐ 赤崎署が注意呼びかけ

月刊マー
 08年10月号 ★不滅の偉人展にエーリッヒ・ツァン登場
 09年5月号 ハングリー飯坂の食べてはいけない!大企業の陰謀食品 第30回 魅惑のコーラ
 >10年3月号 ★『コウメちゃんのホラーでGo!』出演者募集のお知らせ
 13年7月号 ★久遠寺産院の怪・私の赤ちゃんはどこへ?
 13年8月号 続報・K産院の奇怪な噂 20か月妊娠する妊婦
 14年9月号 ★片割れ連続殺人事件・八つ墓明神祭の夜の恐怖
 14年10月号 お詫び
 15年1月号 ★箱入り娘殺人事件 犯人の狂った弁明

某大学のPOP
アンブレラ子さん 文学部1年
 横溝正史『八つ墓村』
E・Sさん 心理学部4年
 京極夏彦『姑獲鳥の夏』
芥川の流れさん 工学部3年
 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』
ミッ〇キーさん 理学部3年
 梶山季之『せどり男爵数奇譚』

警視庁皇宮警察部保管資料
赤崎警察署の捜査資料
 毒物コーラ事件被害者の観察記録
捜査官の覚書
 人の皮で装丁された書物について
 珍獣ヒバゴンとマーテンス一族について
posted by 新橋九段 at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | CoCシナリオフック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

不滅の偉人展にエーリッヒ・ツァン登場 月刊マー08年10月号より

 不滅の偉人展、赤崎大学附属博物館へ 赤崎日報08年6月3日
 世界中の博物館を巡り、各地で絶賛の声を受けた『不滅の偉人展』がついに赤崎市にやってくる。
 『不滅の偉人展』は、精巧なアンドロイドからその偉人のイメージした合成音声を流し、まるで過去の詩人たちが自作の詩を朗読したり、作曲家が自身の作った曲を演奏したり、あるいは科学者が自説を語っているかのように展示する企画。イギリス・大英博物館での初展示以来、世界中の博物館で開催されている。
 日本では11月2日から翌年2月4日まで、東京都立博物館で開催され、その後神奈川、仙台、名古屋、大阪、福岡で順に開催された。本来であれば福岡が最終展示になる予定だったが、次に開催地である中国が四川大地震の影響でスケジュールの延期を求めてきたため、急遽赤崎市での追加開催が決まった。
 『不滅の偉人展』に登場する偉人は、アインシュタインやゲーテ、ベートーベン、シェイクスピアなど西洋の人物が中心だが、開催地に合わせてメンバーをその土地ゆかりの人物に入れ替えてきた。日本での開催に向けては新たに松尾芭蕉、正岡子規、滝廉太郎、湯川学の4人の偉人が加わっている。偉人の選定理由については、それぞれ日本特有の文化を代表する者で、知名度があり、アンドロイドが演じて観客の目を引きつけられるものであるためとしている。
 なお、この4人の他に、赤崎市での展示には、フランスでの展示から加わる予定であったヴィオル奏者エーリッヒ・ツァンも加わる。
 『不滅の偉人展』は10月1日から12月2日まで、赤崎大学附属博物館で開催される。

 不滅の偉人展にエーリッヒ・ツァン登場 月刊マー08年10月号より
 編集部にとんでもない情報が飛び込んできた。赤崎大学附属博物館で急遽開催が決まった『不滅の偉人展』にあのエーリッヒ・ツァンのアンドロイドが加わるというのだ。
 本誌の読者なら説明はいらないだろうが、一応しておきたい。エーリッヒ・ツァンとは天才的なドイツ人ヴィオル奏者である。その演奏には今でも狂信的な(そう、狂信的としか表現できないような!)ファンがおり、彼のレコードはその出荷枚数の少なさもあって高級外車並みの値段が付くといわれている。
 ではなぜ、『不滅の偉人展』にエーリッヒ・ツァンが加わることがとんでもない情報なのだろうか。それは、エーリッヒ・ツァンの音楽についてまわる忌まわしい噂が関係している。
 エーリッヒ・ツァンの音楽には魔力が込められており、聞いたものを狂わせるとされている。この噂は与太ではなく、有力な情報筋によると、実際に狂気に堕ちたレコード愛好家が片手では余るほどの数いるといわれている。
 今回の展示には、エーリッヒ・ツァンの演奏が録音されたレコードが使われることとなっているだけでなく、最近見つかった、ツァンの肉声と思われる音声も利用されると言われている。
 不自然なのは、なぜこの展示のラインナップにエーリッヒ・ツァンを加えたのかというところである。確かに熱狂的なファンはいるものの、彼は巷では無名に等しく、ましてや日本ではなおさらである。さらにおかしいのが、次の開催地である中国ではなく、わざわざ日本の最終展示に合流するという点である。いったいなぜ、無名のヴィオル奏者の展示を急ぐのだろうか。
 考えられる理由としては、赤崎大学にはヨーロッパの音楽史を研究している人間がいるということが挙げられる。『不滅の偉人展』への熱烈なラブコールもその人物から出されたと言われている。
 ともかく、この展示は無事には終わらないだろうというのが本誌の見解である。展示当日はレポも含めてキッチリお伝えしたい。

 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』某大学のPOPより
 SFの短編集。表題作が出色だが、『エミリーと不滅の詩人たち』が好きだ。歴史的資料を展示するのが存在意義であるはずの博物館も、来館者のニーズに押し流され非常な転換を余儀なくされる。ハッピーエンドに終わって何よりだったが、そうならなかったらエミリーはどうなっていただろうか。
 投降者 芥川の流れさん 工学部3年
posted by 新橋九段 at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | CoCシナリオフック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月11日

姦淫聖書 大学図書館で発見される 赤崎日報09年12月26日朝刊より

 姦淫聖書 大学図書館で発見される 赤崎日報09年12月26日朝刊より
 赤崎大学図書館の地下2階書庫にて、所謂姦淫聖書と呼ばれる資料が発見された。この資料は冬季休業中に行われる書庫整理作業時に、司書によって発見された。
 姦淫聖書は、1631年にイギリスで出版された聖書。モーセの十戒の一つ「汝、姦淫するなかれ”Thou shalt not commit adultery”」という節のnotが抜け、「汝、姦淫すべし”Thou shalt commit adultery”」となってしまった誤植があることからこう呼ばれている。ほとんどの姦淫聖書は回収され燃やされたとされているが、大英図書館やケンブリッジ大学図書館などが一部所蔵しているケースもある。
 赤崎大学文学部の菊井笠哉教授によれば、日本で見つかったケースは初めてであり、流通経緯を含めて重要な資料になる可能性がある。
 赤崎大学図書館は、聖書に図書館所蔵を示す印がないことなどから、本来の蔵書ではなく個人のものがなんらかの理由で紛れ込んだとして、元々の持ち主を捜している。

 人の皮で装丁された書物について 警視庁皇宮警察部捜査官の覚書
 ある書物が人の皮で装丁されるのは、別に珍しいことではない。代表的な例は魔導書『クタート・アクアティンゲン』であろう。あの本には魔力がこもり、表紙の皮膚は汗もかくといわれている。
 『クタート・アクアティンゲン』が何らかの魔術的エネルギーを秘めるに至ったのは、その内容がためだけではないと考えている。つまり、人の皮で装丁されること自体が本に魔力を込める効果があるのではないかということだ。
 『せどり男爵数奇譚』という小説がある。ここには佐渡という、人の皮で装丁することに取りつかれた狂人が登場する。彼には元々狂気が宿っていたようだが、あることをきっかけにたがが外れてしまう。
 そのきっかけとは、香港の成金華僑にある本の装丁を人の皮で頼まれたことだ。その本は『姦淫聖書』と呼ばれている。
 しかも、ただ人の皮で装丁するというだけではなかった。その際の、華僑の狂態は小説のお楽しみを奪うだろうから書かないでおくが、その狂態を目の当たりにした佐渡はついに壊れてしまった。その時彼は自分自身をサディストだと自覚したのではと推測されているが、今思えば佐渡とサドのダブルミーニングなのではないかとも思う。
 これはあくまで小説の話だが、この仕事をしていればよくわかるように、フィクションの中にこそ真実が隠れているという場合は少なくない。姦淫聖書が生れた時と同じようにnonが欠落したのではないかと思わせられる事例にも出くわしたことがある。この事例もそうなるかもしれない。
 事実、赤崎大学図書館から発見された姦淫聖書は人の皮で装丁されていた。新聞は流石に報じなかったが、知り合いの刑事から我々の案件だろうと連絡が入った。

 梶山季之『せどり男爵数奇譚』 某大学のPOPより
 この本は古書に人生を狂わされた人々の物語である。主人公のせどり男爵は当然のこと、ビブリオクラストという、本への愛が行き過ぎて破壊行為に及ぶもの、ビブリオクレプトという盗み行為に走るもの、さらには人の皮で本を装丁しようとする者も現れる。彼らは傍から見れば狂人だが、一方で何かに熱中する人間というのは多かれ少なかれ狂気じみているのかもしれない。
 投稿者 ミッ〇キーさん 理学部3年
posted by 新橋九段 at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | CoCシナリオフック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする