2015年12月28日

箱入り娘殺人事件 犯人の狂った弁明 月刊マー15年1月号より

 死体入りの箱また見つかる 今月3人目 赤崎日報13年12月20日朝刊より
 20日未明、警察は緊急会見を開き、女性の死体が入れられた木箱が発見されたと発表した。今月に入って同様のかたちで発見された被害者は3名にのぼる。
 箱は市内にあるマンションの部屋の前に置かれており、その部屋に住む住民の通報で発覚した。
 警察では今月発見されたほか2名と同一犯とみて捜査を進めている。
 マンションには監視カメラが設置されており、警察は近くその画像を公開し情報提供を呼びかける方針。

 箱入り娘殺人事件 犯人の狂った弁明 月刊マー15年1月号より
 箱入り娘殺人事件。世間がそう呼称した忌まわしい事件の解決からちょうど1年が経った昨年12月25日、本紙記者はN高裁を訪れていた。
 事件の犯人―ここでは仮にKとしよう―の公判を傍聴するためである。
 夏に行われた第1審では、Kの弁護団は心神喪失を理由に無罪を主張したが、Kには死刑が言い渡されていた。今回はその控訴審である。
 ここで、読者のために箱入り娘殺人事件の概要を振り返っておこう。
 事の発端は13年12月14日。A県赤崎市の雑貨店で女性の死体が入った木箱が発見された。死体は関節が外されてはいたが切断されたパーツはなく、腕などがあらぬ方向に捻じ曲げられ「みっしり」と箱に詰まっていたらしい。
 すぐに警察は捜査本部を立ち上げたが、その4日後、今度はタクシー会社の事務所前で死体が詰まった木箱が見つかる。手口から警察は同一犯の犯行と断定した。
 しかし操作は遅々として進まず、さらに数名の犠牲者を出したうえ民間人の現行犯逮捕によってようやく犯人を確保するという失態を犯す。警察の後手にまわった対応が犠牲者を増やしたという批判もある。
 その後の捜取り調べで、Kは殺害した女性が17名にのぼると証言した。うち証拠がそろった9名に関する殺人の容疑で起訴され、第1審を経て今に至るというわけである。
 控訴審でKが主張した、殺人の動機は驚くべきものだった。
 一連の事件はKにとって、復讐なのだという。
 Kは中学生時代、同じクラスの女子生徒にいじめを受けていたのだという。それが理由で、Kは対人恐怖症に陥り、人生が狂ったのだと考えていた。
 彼の頭に強く残っていたのは、ロッカーやゴミ箱のような「箱」に押し込められた記憶だった。だから今度は、自分が彼女たちを箱に入れてやろうと思ったと考えたという。
 意味が分からない。仮にいじめをした女子生徒たちに復讐するのなら理解できなくもないが、なぜ対象に面識のない女性ばかりを狙ったのかはさっぱりわからない。
 ただ1つわかるのは、この男には更生はあり得ないし、心神喪失で無罪などとんでもないということくらいである。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | CoCシナリオフック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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