2015年12月23日

『Digital:A Love Story』レビュー

 クリスマスに予定のない童貞野郎の皆さんこんにちは、同じ穴の狢です。
 今回取り上げるのはそんな寂しい夜にピッタリなフリーゲーム『Digital:A Love Story』です。プレイにかかる時間は全部で2時間ちょっとの、手軽なノベルゲームという感じですね。
 ダウンロードはこちらで。海外の方が制作されており、元は英語ですが日本語訳してくださった方がいるので、英語がダメでも問題ありません。
スクリーンショット (78).png

 1988年よりちょっと未来
 本作の舞台は今よりも少し昔のインターネット。まだBBSというものが主流だったころです。僕がインターネットに触れるようになったころには既にBBSなんてほとんどすたれており、現在の形式が主流だったのであんまり詳しくないんですが、昔はだいたいこんな感じだったのかなと思いながらプレイすることに。
 主人公であるあなたはパソコンを購入し、BBSに接続します。そこで出会った詩人の女性エミリアと親しくなりますが、突然その掲示板がクラッシュしてしまいます。別の掲示板で管理人からエミリアが残したと思しきデータを渡され、さらにアングラサイトで見つかった謎のデータにも彼女の名前があり、謎は深まる一方です。
 彼女の正体を探るため、掲示板破壊の犯人を突き止めるため。主人公は時にパスワードを辞書攻撃で破り、時に電話料金を誤魔化して長距離に接続したり、他のBBSの住民の助けを借りながらインターネットの深層に潜っていくことになります。
 別にホラーってわけではありませんが、BBSにエラーコードが羅列されたり、パソコンの画面を模したゲーム画面がウイルスに感染したりするので、PCの無機質なデザインに不気味さを感じる人はぞくっと来るものもあります。

 パソコンの知識は一切不要
 少し昔のインターネットを舞台としているので、コンパイラだのなんだのと専門用語も飛び交いますが、クリアには基本的にパソコンの知識はいりません。
 ちょっと難しいかなと思うところは、初めて長距離通話用のダイアルに接続するところでしょうか。でも順番に数字を入れるだけですし、あらかじめノートパッドをもらっておけばパスワードなどと一緒に参照することが出来るので面倒もありません。
 あとは、パソコンの再起動(つまりゲームを一回閉じてもう一度始める)を求められたり、セキュリティーホールを突いたりするときがありますが、基本的に書いてある情報の通りに行うだけです。
 ゲームの進行も、とりあえず手当たり次第に返信すればレスポンスが返ってくるシンプルなものです。というか、逐一返信しなければゲームの進行に必要な返信をし損ねる場合もあるのでそっちの方がいいでしょう。マルチエンディングというわけでもなさそうですし。

 そんなわけでこのゲーム、エンディングはなかなかベタですが感動的ですし、最終的に結構大事にもなるのでそれなりに満足感も得られてクリスマスの寂しい夜にはおすすめでしょう。
 さあ、ダイアルアップだ!
 ピーピーピーピィィィィィィーーゴォォォォォォ……。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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