2015年11月06日

あなたの人生をRPGに 『ヒュプノノーツ』

 たまたまTwitterのTLで見つけてダウンロードした本作。結論を最初に言えばかなり面白い。家庭用ゲーム機の凋落の原因としてはソーシャルゲームの発展が挙げられがちだが、こういった面白いゲームが小規模な会社や個人で簡単にリリースできる環境になったというのも多きのかもしれない。

 忘れた記憶
 ある日、主人公のもとに謎の機械が送られてくる。夢の中に入れると謳ったその装置を使用した主人公の前には、魔法少女を名乗る女の子、マッチが現れる。彼女曰く、自分の体を何者かに奪われてしまったから助けてほしいのだという。
 第1部「少年サバイバル」では、主人公の小学生時代、茉理との交流が中心に描かれる。敵も人参やピーマンといった好き嫌いや算数や嫌な同級生といった、そのころの子供にとっては重大問題だけど大人にしてみれば大したことがないようなものだ。
 第2部「12の夜」では、茉理の両親が離婚した日の夜が描かれる。敵も不安や自己嫌悪といったものに変わり、時には警察官に補導されかけたりもする。行き場のない少女のやるせなさを前面に押し出し、第1部と印象ががらりと変わる。
 第3部「椅子取りモラトリアム」は、茉理の高校生時代、地学部の変人望実との交流が中心になる。レベルを上げてコミュ力で殴るゲームへと変貌を遂げるが、望実のおかげで全体的に明るくまとまっている。
 第4部「成年サバイバル」ではゲーム開発会社に就職した茉理がDPDを開発するまでが描かれる。そして第5部で完結。主人公は子供の頃の約束を果たすことが出来るのか。

 是非イヤホンで
 スマホゲームをするとき、多くの人はマナーモードのまま音量をミュートにしてしまうかもしれない。しかしこのゲームをプレイするときは是非イヤホンをつけて、BGMを楽しみながらプレーしてほしい。
 やはりその場面場面にあった音楽をつけることができるというのは、演出においてかなりの強みだと思わせられる。特にラスボス戦は、第1部から主人公を見守ってきた猫こげまるの雄姿も相まって熱い展開になっている。

 攻略へのアドバイス
 本作の難易度は結構シビアだ。慣れている人なら1つのステージを1回か2回の挑戦でクリアできるかもしれないが、慣れていないと大変かもしれない。こういったスタイルのゲームに共通するアドバイスだが、やばいと思ったら戻ることと、出し惜しみはあまりしなくていいというアドバイスができるだろう。特に本作は部によってステータスやアイテムは持越しされないので、ボス戦は思いっ切り必殺技をかまそう。
 特に最終ステージは難しい。私もトゥルーエンドへ到達するのに8回もリトライする羽目になってしまったほどだ。失敗のうち2回はエンド分岐のせいだとはいえ。
 最終ステージでは、深淵から必殺技をどれだけ回収できるかが勝負の鍵である。ラスボス戦用に正拳突きを、回復用にともしびや瞑想を、雑魚を切り抜けるために次元斬などがほしい。
 主人公が茉理と別れる場所は距離60のポイント、茉理の中ボス戦と主人公が仲間をもらえるのは距離100のところなので覚えておこう。視点切り替えの際にはHPや状態異常は回復し経験値は引き継ぐので、経験値をある程度ためておいて交代して安全にレベルアップ回復を狙うといった小手先の技術の全力で使いたい。
 茉理視点の際には距離80前後でこげまるを仲間にすることを最優先にする方がいい。中ボス戦は希望を消費する必殺技で手早く決め、正拳突きはラスボス戦に取っておきたい。ラスボス戦には最大HP200前後で突入すれば勝つことが出来る。
 それと最後は、茉理との約束を必ず思い出すこと。
 細かくアドバイスを書いたが、慣れてない人では本当に難しく挫折しかねない一方、是非最後までたどり着いてほしいのでここまで記すことにした。
 ちなみに続編も制作が決まっているらしい。そういって未だ音沙汰のないゲームを知っているので不安だが、期待しよう。
posted by 新橋九段 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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